肩のいたみを「相談」しましょう
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肩のいたみを「相談」する

肩のいたみは日常生活に支障をきたし、QOL(生活の質)に影響します
また、いたみをもたらすのは肩関節周囲炎に限らないため、原因を把握することも重要です
いたみで困っている方は、医療機関を受診して早めに医師にご相談ください
● 肩関節周囲炎による影響
肩関節周囲炎は動かしたときだけでなく、安静にしていたり寝ていたりする時にもいたみが生じます。また、いたみが多少落ち着いても肩の動きが悪くなって肩を挙げる動作が難しくなるなど、QOLに影響します。
また、自然治癒せずにいたみや肩の可動域制限が残ってしまうケースもあります。

● いたみの原因を知ろう
肩のいたみをもたらす疾患は肩関節周囲炎だけではなく、「肩腱板断裂」や「石灰沈着性腱板炎」などが考えられます。
治療法は重なる部分もありますが、異なる部分ももちろんあります。医療機関で医師の診察を受け、いたみの原因を把握することは重要です。

肩関節周囲炎は自然治癒することもある疾患ですが、いたみや肩の可動域制限を我慢すると日常生活に支障が出ます。疾患とうまく付き合いQOLの維持・向上を目指すためにも、早めに医療機関でなやみを相談してみてください。
監修
高知大学医学部
整形外科学講座
教授
池内 昌彦 先生