膝のいたみを「相談」しましょう
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膝のいたみを「相談」する

膝のいたみや歩きづらさなどの症状が強くなると、活動性が落ちてしまいます
健康に日常生活を送っていくためにも、医療機関まで早めにご相談ください
● 変形性膝関節症による影響
膝のいたみがひどくなることで、歩く、立ち上がる、座る、階段を昇り降りするといったADL(日常生活動作)を行うことも次第に困難になってきます。
ADLに支障が出て活動性が落ちてしまうと、膝だけでなく全身の健康に影響が出ると考えられるため、日々の生活を元気に送ることが難しくなってしまいます。
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● 歩きづらい
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● 正座ができない
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● 階段の昇り降りがつらい
● 健康寿命延伸のために
2022年時点での日本の平均寿命は、男性が81.05年、女性が87.09年です1)。多くの人が長生きするようになった世の中では、健康寿命を伸ばすこと、つまり年齢を重ねてもできるだけ長く元気に過ごせるよう自分のからだの不調に気を配ることが大切です。
膝のいたみや歩行機能などについて、気になる症状がある方は早めに医療機関へ相談するようにしましょう。

変形性膝関節症の患者さんを診る医療機関では、減量や日常生活動作に関する生活指導から薬物療法や運動療法、手術療法などが行われています。年齢、重症度、併存疾患や身体活動性などから最も適した治療が選択されます。治療法について担当医とよく相談して、いたみの緩和とQOL(生活の質)の維持・向上を目指してください。
- 1)「令和6年版高齢社会白書」(内閣府) (https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2024/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf)(2024年9月13日に閲覧)
監修
高知大学医学部
整形外科学講座
教授
池内 昌彦 先生