遷延性術後痛の相談
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術後に長く続くいたみを「相談」しましょう

遷延性術後痛はADLの制限やQOLの著しい低下を招く恐れがあります
手術後のいたみが長く続いて、辛かったり、日常生活に支障がある時は、医療機関へ相談しましょう
● 遷延性術後痛の影響


遷延性術後痛が長引くことによってADL(日常生活動作)が制限されるほか、睡眠障害やいたみが改善しないことに苦痛・不安感等が増すことでQOL(生活の質)が著しく低下する恐れがあります。
● いたみの原因を知ろう
手術した箇所がしばらくしてもいたんだり、市販のいたみ止めを服用しても改善しなかったりする場合は、感覚神経の障害による遷延性術後痛が原因のことがあります。
いたみで日常生活に支障がある方は、手術を行った医療機関の担当医師へ相談しましょう。
その際、相談相手の医師が遷延性術後痛に関して詳しくないことも考えられます。「〇〇のようないたみで悩んでいる」等自分の症状を具体的に説明してみてください。

監修
春日部市立医療センター
ペインクリニック内科
主任部長
日本大学医学部
麻酔科学系麻酔科学分野
臨床教授
加藤 実 先生